日記っぽい何か

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【ネタバレあり】ARIA The CREPUSCOLO 感想

はじめに

先日公開された映画、「ARIA The CREPUSCOLO」を観てきました。
思ったことや感想などを書き留めておこうかなと思い、ここに書いておきます。
8割ほどはお気持ち怪文書、かつネタバレを含みますので苦手な方はそっとブラウザを閉じてください。








感想

自分は作品外のことは作品の感想に持ち込まないようにしている(例えばエヴァを観る上でも、一旦は庵野のパーソナリティがどうこうみたいなのを全部排除した上で観て、作品の中だけから得られるものをまずは受け止める)のですが、(前作"ARIA The AVVENIRE"でもそうでしたが)この映画を観る上ではどうしても、川上とも子さんのことを思わずに観ることはできませんでした。もちろん河井英里さんについてもそうなのですが、川上さんについては別作品での思い入れが強すぎて……
そして今作ではついにアテナさんに新たなキャストが入りました。

まず最初にその声を聞いた瞬間の正直な第一印象は「違和感ないな」でした。
正直、自分がどういう気持ちで新たなキャスティングを受け止めるのか全く想像できないまま劇場に来てしまい、特に心の準備もせずに観始めて……そんなところに、あまりにもスッと入ってきました。自然に、といった表現にもなるのかもしれません。それくらい、佐藤さんの演技はステキだったのだと思います。


考えてみると……川上さんの喪失を受け入れることに抵抗があったのかもしれません。違和感を感じたいとすら思っていたような気もします。そんなことをグズグズと考えながら映画を観ていて、
いつものネオ・ヴェネツィアの風景と人々に心が洗われながら、たくさんの素敵をもらいながら、やってきたのが
今作のシナリオの肝である、先輩から後輩へ、次の世代へ、何かを伝えていくということについての話でした。


これは、やはり、象徴かなと感じました。

今回のストーリーの下敷きとなっている、ARIA The ORIGINATION 11話「その オレンジの日々を…」はもう僕が一番好きと言っていいくらいの回です。
その話を更に広げ、アテナさんとアリスちゃんの関係を丁寧に描き、次の世代への継承、何かを伝えることについて、これ以上ないメッセージになってくれたなと感じました。

「私たち、どこか似ているのかもね」というセリフはもしかしたら、佐藤さんへのものでもあるのかな……と考えたりしました。
本当に、こんな素敵な形で、アテナさんの継承を形作ってくれて、ありがとうございます。


また、関連してですが、最後の方のシーンで
あの小路で、三世代がそれぞれ背中を追ってウンディーネを目指した姿は、アーニャ役:茅野愛衣さんの声優を目指すきっかけとなったのが
ARIAであった、という話が思い起こされます。こんなに素敵で、優しい世界があっていいのでしょうか……
でも思い返してみると、それがARIAという作品の本質だったような気もします。

おわりに

久しぶりに観たARIAでしたが、またこのたくさんの素敵があふれる世界に触れることができて、とっても嬉しかったです。
本当に、作ってくれてありがとうございます。観てよかったです。

なんだか恥ずかしい文章になってしまった気がします。読んだ方は心の中でそっとツッコミを入れておいてください。